実はルンバを購入した際に、一緒にブラーバも購入しました。
ブラーバはルンバの乾拭き・水拭き版です。簡単に言うと「雑巾がけを自動的にやってくれる」という優れものという事になります。
個人的にはルンバの本当の意味での補佐がこのブラーバであると感じています。ブラーバはルンバほど頻繁にかける必要はありませんが、水回りなどに活用できるのでこれもまたこだわる派にはオススメしたい。
動画でも紹介しているので見てやってくださいまし!
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Contents
ブラーバの特徴は?
ブラーバはルンバの親戚で、iRobot社の製品ですが一部異なる点があります。
大きな変化は以下の通り。
- ホームベースに自動的に戻るわけではない
- 雑巾がけなので、毎回交換などが必要
- 3万円前後で買えるので安い
これらが大きな特徴となります。
自動的に充電は出来ない
ブラーバはあくまで受電する際に充電器に立てて置く事になります。
つまり必ず人間の手で回収して、充電器に立てて置きに行く必要があるという事です。
この点がルンバの大きな違いになるかなと個人的には感じています。結構めんどくさいと言いますか…まぁぶっちゃけ面倒です(笑)
ルンバに慣れてしまうとよけいに、遠隔操作でスタートも出来ませんし、結構ひんぱんに作動させた後に回収するのを忘れてしまいます…。
クロスを毎回変える必要がある
ブラーバはあくまで雑巾がけをするロボットなので、必要なのは専用のクロス…もしくは安物のクリーニングパッドです。
専用のクロスも売ってますが、はっきり言って1~2回で汚れて嫌気がさすし、毎回洗うのも嫌だし、使い物になりません。
僕はこれは使ってません。最初に2回ほど使いましたが、すぐに汚れるのでやめました…(笑)
毎回これを外して洗って~って作業をしていたら、はっきり言って手間を減らす事が出来ないので、これを使うのがオススメしません。
ルンバに比べると安い
ルンバが5~10万円ぐらいするのに対して、ブラーバは3万円ぐらいで買う事が出来ます。
個人的にはこの安さだけでもブラーバを買う価値があると思っています。
そこそこの値段はしますが、これで雑巾がけは一切しなくて良い…と思うと素晴らしいんですが、実はこれあくまで「大まかにはしなくて良い」ってだけで、こびりついた汚れはあまり取れないという欠点もあります。
これらのデメリットについてもまとめます。
ブラーバのデメリットは?
ブラーバのデメリットを大雑把にまとめます。
- 終わった事に気づかず放置される事がある、水拭きモードだとその際にフローリングが湿る
- 床にこびりついたガンコな汚れはやっぱり取れない
- 毎回雑巾を変えるのが面倒くさい
- 毎回充電器に置くのがめんどくさい
全自動を期待するとがっかりする
ルンバのように「ゴミ捨てなどのお手入れ以外は全自動」を期待しているとがっかりします。
ルンバは全自動だから尊いんですけど、ブラーバはどうしても全自動ではありません。
充電器にセットしないといけませんし、開始時にも持ち運ぶ必要があります。
ただ本体自体は軽いので、持ち運びもルンバと違って苦にはなりませんが、単純に「めんどくさい」って意味で煩わしいです。
ほぼすべてが全自動なルンバに比べてしまうと、その点でちょっと劣ります。
雑巾を変えるのが面倒
繰り返しますが、クロスを変えるのがめんどくさいです。
ルンバに慣れてしまうと、毎回セットするのが面倒くさい。そして回収するのも面倒くさい。
全自動に慣れているので、どうしても放置してしまいます。終わった事も忘れて、ポツンとブラーバくんが取り残されている事が多々あります。
忘れたころに申し訳なく思いながら回収するので、なんか本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんよブラーバくん。
ガンコな汚れは落ちない
当然ながらガンコな汚れは落ちません。例えばちょっとソースがこぼれたとか、そういうときにはブラーバくんをかけておけば勝手に回収してくれますが、ボールペンのインクがついたとか、ダンボールのインクが移ったとか、そういうのは取れません。
どうしてもガンコな汚れの時は結局自分の手でゴシゴシと拭く必要があるので「結局手でやるんかい!」と自分で突っ込みたくなります。
でもさすがにそこはわがままを言っても仕方ないのでやるしかないです…。
だから「完全に一切に床掃除をしなくて良くなる!」ってレベルではありません。どうしてもガンコな汚れには勝てません…これが現状のブラーバくんの限界となっています…頑張れブラーバくん…!
スポンサードリンクブラーバくんのメリット
ブラーバくんのメリットは大雑把にまとめるとこういう感じです。
- 掃除の仕上げを自動でやってくれる
- ちょっとしたホコリ、毛はがっつり回収
- 音がほぼしない
- 100円ショップにあるクロスも使える
- キッチンとダイニングの床を毎食後さっと掃除してくれる
掃除の仕上げが自動でOKに
ルンバ同様、掃除を自動的にしてくれるのはやはりロボット掃除機の最大のメリット。
そもそも僕は雑巾がけなんてほとんどした事がありません。フローリングはいつも掃除機で終わりでした。
ブラーバくんが来てからは毎日ブラーバくんが雑巾がけをしてくれます。ピッカピカです、恐るべしブラーバくん…。
この自動で掃除の仕上げが完了するのは凄く大きなメリットとなります。
またルンバが終わった後ですら残っている毛とかも結構ガッツリ回収してくれます「まだあるんかい!」って気持ちもありますが、実際にあるから仕方ないです…(笑)
100円ショップの安物クロスで風呂上がりの脱衣場をブラーバくんにおまかせするとこうなります。
薄いクロスですが、よく見ると沢山の毛髪が付着している事がおわかりいただけるでしょう、これには正直ドン引きです。
家族全員抜け毛多すぎぃ!(笑)
とまぁ、こういう感じに回収できちゃいます。
ルンバと違って静か
ブラーバくんはルンバと違って静かです。
すいーっと雑巾がけをしてくれるだけ、敢えて言うなら起動時と終了時に「ペーペーポー」みたいな機械音がするぐらいです。
一応この信号音で終わった事を教えてくれるんですが、僕はよく聴き逃します…(笑)
静かなのでブラーバくんは夜中だろうと関係なく使う事が出来るのもメリットの一つですよね。
はっきり言って四六時中、いつ使っても問題ないレベルですよ。
100円ショップのクロスが使える
クリーニング用のモップみたいなのにつけるクロスあるじゃないですか、ああいうのを使う事が出来ます。
ボタン自体は「水拭きモード」を選択するんですが、パッド自体は乾拭き用のパッドを使って、そこにクロスを巻きつけて使う事ができます。
僕はもう100円ショップのクロスしか使っていません。上記した画像のようなウェットシートみたいなやつですね。
これで十分汚れも取れますし、毛も回収してくれます。本当にすごい子ですブラーバくん…。
キッチンとダイニングの掃除に便利
食事を作り終えてからキッチンにブラーバくんを使っておけば、仮に水とかが落ちても全部拭き取ってくれます。
もちろん食後はダイニングにもかけちゃえば、子供がソースとかをこぼしていても拭いてくれます。
食事関係の水回りの汚れを掃除するの面倒ですよね、それを全部ブラーバくんがやってくれるんです。
繰り返しますが静かなので夕食後も余裕で使えます!!
おかげでうちはキッチンマットとかは敷いていません。多少落ちても全部ブラーバくんに拭いてもらっているので、問題ないです。
むしろキッチンマットを敷いていると湿気がたまるのでハウスダスト持ちの僕に良くないと思ってますから、少しでもカビが出たら嫌なので。
水回りが気になる人や仕上げを求める人にはオススメ
僕はもうハウスダスト対策のために「徹底してすべて掃除する」と決めているので、掃除の仕上げとしてブラーバくんを購入しました。
ですがそれ以上に水回りや、脱衣婆の拭き掃除で重宝しています。
ちょっと濡れてしまった所をさっと拭いてくれるので、細かい掃除に時間をとられる事が全くなくなりました。
個人的にはこの時点でブラーバくんを購入した意味があると思うレベルです。
もちろんメイン目的である「掃除の仕上げ」という点でもブラーバくんは活躍してくれているので、その点でも全く後悔はありません。
掃除は毎日しなくてはいけないものですし、何よりハウスダスト対策としては「ホコリが大敵」なので、そのホコリを除去する水拭き作業を自動化できるのも大きいです。
敢えてわがままを言うと、やはりルンバでもブラーバでも壁の掃除は自動化出来ない点ですね…(笑)
壁に関しては物理的に自動化をするのは難しいのはよくわかるので、仕方ないとは思いますが…。
何にせよハウスダストアレルギーを持っている人が家族にいる家庭では、これも重宝すると思います。