ダイソンから2018年3月20日に発売されたコードレスクリーナー「V10」の「Dyson V10 Absolutepro」を購入したのでレビューしたいと思います。
今回なんでわざわざ新型を買ったのかと言うと、ロボット掃除機以上にコードレスクリーナーは伸びしろがあると思ったからです。充電時間、稼働時間、重さ、音などの変化があるなら良いかなと。
また前回買ったのが「V8フラフィ」と中途半端なモデルだったので、最も高額な物を買ってアタッチメントも全部ついている奴にしてみたかったからです。これぞ本当の人柱。
結論としては買って良かったと思いますし、今買うなら絶対型落ちのV8よりV10を買う事をオススメしますよ!!
動画でも語ってみたので参考にしてみてください。
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V10で変わった所
大まかに変わった所を言うと形状が全く違う、V8はサイクロン部分が下に向いてますが、V10は横を向いてます。実物を見てもらった方が違いはわかりやすいかと。
個人的にはこのサイクロン部分が変わった事で重心が変わって持ちやすくなったと感じてます。
重心が変わって持ちやすくなった
手前がV8ですが、重心が下に行っていたので、従来のは前に進んだりちょっと高い所を掃除する際に持ち上げるのが苦でした。
ですが今回のはサイクロン部分が前に行った結果何故か持ち運びがしやすい。何より掃除がしやすい重心になっていました。
個人的にはこれで壁とかを掃除するのもそんなに苦痛ではないですし、ちょっと高い所を掃除する際に持ち上げるのも良いかなと、何より階段を掃除する時にやりやすいですね。
階段も頻繁に掃除する箇所なので、そういう場所が掃除しやすいのは個人的にはポイント高いです。
やはり掃除しやすくなったのは大きいですね。
パワーが3段階調整で可能になった
これまではMAXかノーマルしか選べませんでしたが、V10では3段階で調整が可能になっています。お尻部分の上にMAXと・・と・がある事がわかりますね。
ノーマルとMAXは確かにまだうるさいんですけど、一番弱い吸引だと音をかなりおさえられます。
ダイソンのコードレスクリーナーの最大の弱点は価格の高さと、何より静音性だったのでその静音性を優れさせる事に成功したのは大きいです。
個人的にはこの3段階調整良いと思います。音が気になる人にとっては最高の進化だと言えます。
ゴミ捨てがしやすくなった
ゴミ捨てが凄くしやすいです。
先端の方の赤い部分をパカっと外せばそれでごみ捨てが可能になっています。
これまではサイクロン部分を上に引っ張って下が開く感じでしたが、これだと手元からの距離が近いので、どうしても顔にホコリが飛んできます。
ハウスダストアレルギーで困っているからダイソンを買っているのに、これだとハウスダストアレルギー持ちの人はダイソンのごみ捨てが出来ません。
だがしかしバット、V10では先端までの距離があります。だからゴミ袋やゴミ箱の奥の方にダイソンを突っ込んで開けばホコリが顔に来づらいのです…!!
これは重度のハウスダストアレルギーを持っている僕にとっては革命レベルでした…!!(笑)
これだけでも買って良かったと思うレベルですよ。本当にこの時点ですっごく便利です、最高ですね。
ゴミ箱に突っ込んだ上でパカっと外して揺らせばある程度のゴミは出せます。そして顔にホコリが飛んで来づらくなってます。
ただそれでもアレルギー持ちの人は従来どおりマスクをしたまま作業をする事をオススメします。くしゃみ出ます…(笑)
音の質が明らかに変わっている
静音性は上がっていて、MAX時の音もV10の方がV8より明らかに静かになっています。
ですがそれ以上に音の質が変わっています。V8が「ぶおーん」って音だとしたら、V10は「ビヒューン…ピシュン」と、最後に小さく「ピシュン」って音がします。
これまでダイソンV8に慣れていたうちの猫達ですが、この音に慣れていないようでV10を使いだすとビビって逃げます(笑)
作動させている間の音は明らかにV10の方が静かなんですけど、止まる時の一瞬の「ピシュン」って音がなんか猫にとってビビるポイントみたいですね…まぁ逃げてくれるから掃除しやすくて良いんですけど…(笑)
全体的な静音性は明らかに上がっているので、個人的には絶対にV8よりV10派ですね。
使用時間が明らかに伸びた
最大稼働時間も、V7が30分、V8が40分、V10が60分と、明らかに伸びて来ています。
実際に使っていても、MAXで使うと確かにすぐ切れるかも知れませんが、フローリングメインでない限りは実は・・で十分です。フローリングをメインにする時は常にMAXで使うのですぐ充電は切れます(笑)
ですが僕はルンバがメインであって、ルンバが掃除できない階段などをダイソンのコードレスクリーナーで掃除しているので、あまり床面は掃除しないんですね。
理由は簡単で「機械の方が隅々までやってくれるから」です。人間はどうしてもやり残しがありますが、機械はガンガンやってくれます。機械バンザイ。
一台で家の中を総てまかなえるかと言うとちょっと微妙。2フロアあると厳しそうですね。
マンションなどの1フロアなら全然これ一台でいけますが、一軒家で2フロアある場合、細々とやるのは大変になると思います。それは新作でも変わりません。
ですがV10以外は更に稼働時間が短いので、もっと厳しくなるとも思います。
アレルギー症状が出た事が無い
ぶっちゃけこれまで色々な掃除機を使ってみて、掃除機をかけている時にハウスダストアレルギーの症状が出た事は何度もありました。
ですがダイソンのコードレスクリーナーを使ってて出た事がないんですよ、マジで。
空気の排出が自分の手元にあるのにハウスダスト探知機の僕の鼻が反応しません!
それぐらいダイソンのコードレスクリーナーを僕は信用してます。伊達に高くないですこの子、めっちゃ高いけど、高いけど嬉しい子。
だから僕は掃除機はサブ機ですが、メインはルンバでもダイソンを買います。それだけ高性能だってわかってるんで…。
自分のアレルギー症状を減らすためなら多少のお金は支払いますね。特に花粉症でやられている時期だとマジでキツイので…(笑)
Absoluteproについてくるアタッチメントについて
Absoluteproを購入すると色々なアタッチメントがついてきます。まぁいつも通りですよね。ハイエンドモデルと言うか…本体に差はないけどアタッチメントに差があると言う…(笑)
ちなみにシリーズの違いはこちらでまとめてます。
ついてくるのはこれらのものになります。
- ソフトローラークリーナーヘッド
- ダイレクトドライブクリーナーヘッド
- ミニ モーターヘッド
- コンビネーションノズル
- 隙間ノズル
- ミニ ソフトブラシ
- フトンツール
- 延長ホース
- アップトップアダプター
- 収納用ブラケット
これだけになります。では一つづつさくっと紹介していきます。
ソフトローラークリーナーヘッドはフローリング用
ソフトローラークリーナーヘッドは地面と密着する事によって吸引力を高めてガッツリホコリや毛を吸い取るヘッドです。
主に使うべき所は繰り返しますがフローリングであり、絨毯や布団などではあまり効果を発揮しません、ここが注意点。
また最大の弱点として大きな固形物は取りづらいです。フサフサの毛のような部分がありまして、それが地面と密着して吸引力を上げているので大きな固形物は吸い取りづらいのです。
そういう時に活躍するのがハイエンドモデルにしかついてこない「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」です。ちなみに個別でも売ってますけど(笑)
ダイレクトドライブクリーナーヘッドは絨毯や布団用
布団クリーナーなんて要らないじゃん、って言われるぐらいホコリを吸い取ってくれるのがこの「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」です。
大きな固形物もガンガン吸い取ってくれますが、問題はダイソンのコードレスクリーナーのサイクロン部分で固形物はガツガツ当たって割れそうな気がするので、あまりオススメしない点です(笑)
何にせよ絨毯がある家で大活躍します。また絨毯がなくても布団用として重宝する事でしょう。個別だと並行輸入品で約8千円ぐらいで買えたりはします、一応。
実際に毛布に使ってみたんですが、MAXだと引っかかって動かなくなるけど、・・だとガンガン使えます。そしてめちゃくちゃ細かいゴミが取れます…ビビるレベルです…。
ミニモーターヘッド
「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」のミニバージョン的なヤツです。小さい割にガンガン吸い取ってくれるので、幅が小さい所を掃除する時に大活躍します。
一見要らない気がしますが、あると案外便利です、マジで。
僕はこちらは車用にしています。用途を分けて使うと便利ですよー車の足元に使ったヘッドを布団には使いたくないですしね…。
ちなみに車の掃除は砂や小石があるので、もう車用はV8にしてます…(笑)
コンビネーションノズル
机の上などを掃除する時に大活躍します。
例えばパソコンのキーボードの上、ゲーム機の掃除、空気清浄機のフィルター部分の掃除で僕はこのコンビネーションノズルを使っています。
ボタンを押して毛が先端に来るようにすれば電子機器を傷つける事なく掃除が可能です。実に便利、恐らくソフトローラークリーナーヘッドの次に使っています、使用頻度高い。
隙間ノズル
見ての通り隙間に突っ込む奴です。
これもまた「要らんやろ」って思ってたら、あると案外役に立ちます。車を掃除する時に大活躍してます、細い所に突っ込む必要はありますからね!
ミニ ソフトブラシ
コンビネーションノズルのパワーアップ版的なヤツです。
これまたキーボードとかを掃除する時に使うとスイーッと掃除出来ます。
フトンツール
布団に吸着してガンガン吸い取る系の子です。
「床を掃除したヘッドで布団を掃除したくない…」って人には確実に必須のツール。僕自身もそうは思いつつ、面倒な時は併用してたりはしてたので、あると便利だと思いました。
ただ別にダイレクトドライブクリーナーヘッドで代用は可能なので何とも言えない子です。
延長ホース
…使うか…?
アップトップアダプター
高い所を掃除する用、そういう場所がある家だと活躍するとは思いますが、無い家だと一切出番は無い。
僕は使ってません(笑)
収納用ブラケット
これがないと収納しようがないので使おう、サードパーティ製ですが、壁に穴を空けずに収納ブラケットを使う製品も発売されているのでそういうのを使うと効果的。
現状はまだV10用の商品がないので、発売が待たれます…。
スポンサードリンクお手入れも簡単
買った状態だとこのようにシールが貼ってあります、親切ですね。
よく見るとこのように注意書きがされてあります。
こちらにはゴミ捨てのやり方が書かれています。
シールは簡単に綺麗にはがせますよ。
V8はフィルターが二箇所だった
これがV8のフィルターです、棒状の方は1ヶ月に1度は洗った方が良いフィルターですね。
棒状はこのように頭部(?)にあります、お尻の方に排気用のフィルターがついてます。これがPM0.1まで排出させないという噂のフィルターです。
V10は一箇所で良い
V10のフィルターは背面を外すだけです。一箇所だけなので楽ですね。
底面に「水洗いしてね」的に書かれている事がわかります。これだけでお手入れは終了するので、この点は個人的には満足してます。これなら楽ですしね。
個人的にはこの「お手入れも楽になった」って点もオススメな所です。マイナーチェンジは続いている感じですね。
フィルターが汚れてると排出される空気が悪くなる可能性もありますし、ここの手入れはちゃんとした方が良いですよー。
2ヶ月でめっちゃ汚れた
あくまでルンバのサブ扱い、更に1フロアにしか使ってないので、使用頻度はめちゃくちゃ低いはずなんですが、2ヶ月放置してみたら凄い汚れてました。
フィルターを外したらなんかゴミがめっちゃついてました…引いたレベルです…まさかこんなにあるとは…(笑)
ただこれぐらいのホコリはすぐに回収は出来ました。ちょっと手で取ればすぐ無くなるので…。
何も考えずに試しに水を入れて見たら全く外に漏れる事がなく、ホコリが取れる事もなく、そこは困りましたが…(笑)
でもまぁいきなり水洗いをしてもちゃんとホコリも毛も全部取れて綺麗にする事は出来たので、いきなり水洗いしても良いとは思います。
後はベランダとかで日陰干しをすればOKです。やるなら朝にやってずっと放置するぐらいの方がベターでしょうね、すぐには乾かないので…。
スタンドを実際に買ってみた
V8の時にも買ってますが、V10でも使えるスタンドってのがあったので買ってみました。
前回買ったものがアタッチメントの収納が足りずに苦労したので、今回は収納が可能な物にしました。
このように総てが収納可能になっているので楽です。総てのアタッチメントがついてくるDyson V10 Absoluteproでも全部ここに収まったのでオススメですね!
組み立てが非常に簡単
説明書を載せておきますが、組み立てが単純にネジを4つ締めるだけで済みます。六角レンチやスパナもついてくるので、全部同封されたもので組み立てが可能、女性でもやれるでしょう。
コツを書いておくとすれば、先にレンチ側にネジを入れてその状態でネジ穴に突っ込んで回すと簡単にはめ込む事が出来ます。ネジが小さいので手で回るのはちょっと厳しい…。
それさえやれば簡単に組み立てられますよ。
壁掛けブラケットの向きにだけ注意
壁掛けブラケットを設置する際にも一応ネジを本体にぶっ挿す事になりますが、この際に透明な方の本体の向きに注意しましょう。
このように丸いのが上に来るのが正解です。ちなみに僕は一回間違えました…(笑)
コードは色付きの方にぶっ刺したら、このように背後にコードを収納する場所があるのでそこに収納してから合体させましょう。でないとコードを潰す事になってしまいます。
一見入らないように見えますが、ちゃんとコードが入るように出来ているので収納してからで(笑)
ちょっと壁から離れるので注意
僕は元々建築系の仕事をしていたのでわかってますが、壁に穴を開けても中に下地がないと止める事は出来ません。
ダイソンを買った時に注意して欲しいのがこの点、下地が無かったら壁に穴を開けるだけ無駄になるんです。
だから絶対にスタンドを買った方が良い。でもこのスタンドですが、本体を設置した時点でちょっと重りで前部に傾いてきます。だから壁にぴったり引っ付ける事は出来ません。
少しだけ斜めになるので壁から離れる事になるので注意、あまり狭い場所に置く事はオススメしません。
僕は見ての通りテレビの横に置いてます。贅沢な話ですがこれで各フロアにコードレスクリーナーが設置された事になります、ワッハッハ。
メインで使うの階段なんですけどね…(笑)
スタンドは必須
ハッキリ言ってスタンドは必須だと僕は思います。
スタンドがないと充電がしづらいし置く場所にも困ります。
サードパーティ製とは言え、このスタンドを使えば充電も常にやれるし、アタッチメントも全部一箇所にまとめる事が出来るので収納が非常に楽になります。
壁掛けブランケットをそのまま壁にぶっ刺したらね…その時点で家に穴が開くので…それはイヤですからね…(笑)
基本的にダイソンのコードレスクリーナーを買った時点でこういうスタンドも必須なので、絶対買った方が良いです。
ただどのシリーズでも共通して使えるっぽいけど、一応買う時は自分が持ってる型番に対応しているかはチェックしてくださいね(笑)
初めてダイソンを買うならV10 Absoluteproがオススメ
なんでかと言うと、アタッチメントは基本的に次のシリーズでも使えるからです。
全部まとめて持っておけば、次からは単体で新型を買えば問題なくなる、それなら出費をかなり減らせます。
ちなみにですが、ダイソンには楽天市場に公式ショップがあります。ここで買うとめちゃくちゃポイントでバックがあります。
僕は楽天カードもプレミアムカードで持っているので、何故か10数倍になって2万ポイント近くのポイントバックがありました。
( ・(ェ)・)つ楽天カード申込みの手順と長年使っている僕が絶対的にオススメしている理由まとめ
どうせなら楽天市場で買う方がオススメですね、僕は途中で気付いて一度公式サイトで買ったのをキャンセルして楽天市場で買い直しました…。こういう時にホントに「楽天カード持ってて良かった」って思います。作るのは無料ですしね、ワッハッハ。
ちなみに楽天公式ショップで他のシリーズとの比較も見れますよ。
( ・(ェ)・)つダイソンの楽天市場公式ショップ
僕は「どうせこだわって買うなら最新型」って毎回思って買ってます。やっぱりね、安かろう悪かろうは確実にありますから…。
安いとしょぼい、高いと性能が良い、ってのは100%間違いないです。
だから型落ちの安いのを買うよりは最新型に触れてみて欲しい。絶対にV8よりはV10ですよ~。
だってダイソンがこの時点で「もうコードレスクリーナーで総てをまかなえるから、有線は開発しない」って断言しているぐらいの出来らしいんで…。
もし2018年4月の時点で「凄く良い掃除機がほしい!」って思ったらこっちかなーと思いますよ!!