ハウスダストアレルギーを持っている人間はどのような環境で寝るべきか?
答えは簡単、ダニが生息しづらい環境を作る事です。
僕はベッドを使っていますが、マットレス環境にはかなり気を使っています。ただ「こうすれば絶対に大丈夫」ってものは存在しなくて、結局は定期的なメンテナンスが総てになるので注意です。
今回はハウスダストアレルギー対策をした上での寝具選びについて紹介します。
結論を先に書くとすのこベッドにして、防ダニ加工がされている物を揃えた上でメンテナンスの掃除の頻度を下げる努力をした方がベターです。
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ダニの繁殖しづらい環境作りについて
ダニが繁殖しやすい環境とはどういう環境なのでしょうか?
簡単に言うと「湿気がたまらない」「ゴミを溜めない」という環境になります。
ではこの湿気を溜めない、そしてゴミを溜めない環境作りの視点からどのような環境で眠るべきか、まとめていきます。
ハウスダスト対策の寝具選び
ハウスダスト対策を考えた上での寝具選びについてまとめておきます。
これはあくまで「この方がマシ」ってだけで、これを買えば絶対大丈夫、そして一生掃除しなくて良い!なんて安易なものではないです。
ただ少しでもマシにするために、少しでもハウスダスト対策をするためのものなので注意です(笑)
ハウスダスト対策をするにはどうしても掃除は避けられませんから…そして頻度はもちろん高ければ高いほど良いです。
直置きよりはすのこベッドがオススメ
これはどうしてかと言うと、布団で床に直置きすると布団を敷いている間はそこは密閉空間となり、地面と布団の間の湿気が凄い事になるからです。
だからそれよりは地面より浮かせるベッドの方が良いと言う事になります。
ですがそれでもベッドの上にずっとマットレスを置いたままだと結局は同じ現象が起きてしまいます。
そこでオススメなのがすのこベッドです。
こういうものですね、網状というか定期的に隙間があるので、そこは密封空間になりづらいので湿気が溜まりづらい仕組みになっています。
その上にマットレスを置く形にする事をオススメします。
マットレスは定期的に位置を変える
と言ってもマットレスにも湿気は溜まります。
そこでマットレスの位置を定期的に変える事をオススメします。
表裏を変えられるマットレスなら変えるべきですし、頭と足を逆にするだけでも効果があります。
これは何故かと言うと人間が頭の方が汗をかいて湿気が溜まるからです。
頻度はそこまで頻繁でなくて良いはず。
ただ湿気が気になるなら、毎日でなくても良いのでマットレスを立てかけたりして湿気を逃がす事も大事です。
週に一度でもやれたら最高ですが、月に一度でも確実に効果はあると思います。
防ダニのマットレスを使う
これは基本ですが、マットレスも防ダニの物を使いましょう。
僕はニトリのNスリープを使っていますが、防ダニだとハッキリ書いてあるので一応信頼して使っています…(笑)
公式サイト→Nスリープ
またニトリの場合はお店でどのマットレスが良いかは実際に横になって比較しやすいので個人的にはオススメ。マットレスはやはり実際に横にならないと合った物は探せないので、実際に横になってから買いましょう。
ネットで評判が良いからと安易に決める事は僕はオススメしません!!
個人的にはNスリープのマットレスは気に入ってます。以前も結構お高いのを使ってましたが、Nスリープだとそこまで高くなくても気に入るマットレスありましたよ。多分10万円以下だった気がします…以前は20万円ぐらいの使ってたので…(笑)
何にせよNスリープにこだわらずとも、防ダニのマットレスを選びましょう、絶対に。
防ダニシーツを使おう
マットレスが防ダニでも、その上にあるシーツが防ダニでなければ意味がありません。
今どきは防ダニシーツは結構あるので、必ずそっちから選びましょう。
実はこれ盲点でして、僕はこれまで防ダニシーツを使っていませんでした!わーいアホでーす!
ってわけで早速買う事にします。また届いて使ってみたらレビューしますね。
これを買うつもりです。
常にベッドもメンテナンスしよう
どれだけ防ダニで揃えても同じで、定期的にメンテナンスは必須になります。
例えばホコリやフケが溜まるので、ベッド上(布団上)は必ず掃除機でホコリを吸い取りましょう。
枕や布団を掃除機でかける
これは出来る限り念入りにやりましょう。
僕はこれは週一でやるようにしています。土日に暇な時間が絶対に出来るので、そういう時にやると効果的でしょう。
これは布団に髪の毛やフケが落ちている事が多々あるからです。
髪の毛もフケもダニの大好物です。これがあると布団がダニになってしまうだに。
ってわけで頻繁に掃除をしてあげて下さい。掃除機をかける時はさーっとやるのではなく、出来るだけ強めにじっくり動かす方が良いですよ。
枕や掛け布団はどこかにどかす
繰り返しますが枕や掛け布団が乗っていると、その中も湿気が溜まりやすい場所になってしまいます。
だから自分が布団から出たら自分の汗の湿気を逃がすためにも掛け布団も枕も一緒にどこかに避難させる方が良いです。
可能なら物干し竿みたいな物があって、そこにかけるとか、そういう所があると良いんですけど…夏場はどもかく冬の掛け布団の重さに耐えられる物はそうそうないですからね…。
そういう意味では本来は毎日シーツも変える方が良いのかも知れません。
ただそれだとメンテナンスのコストが上がる一方なので、数日に一度でも良いから枕や掛け布団をどこかに避難させる事をオススメします。
毎日のシート変更はさすがにね…僕も嫌です…(笑)
布団の直置きをオススメしない理由
僕は布団直置きよりは断然すのこベッドをオススメします。
だって直置きした布団を押入れにしまったらどうなるか?押し入れって実はめちゃくちゃ湿気多いんですよ。
僕は常に除湿用アイテムを置いてますが、本当に一ヶ月ぐらいで結構な水が溜まります。
こういうのですね。
だから布団を床に置いて、それを普段はクローゼットに収納するシステムを僕は推奨しません。そもそも布団を畳んでいる時点で、そこにはガッツリ湿気が溜まるので、その時点でアウトなんですね。
この時点で僕は布団の直置きはオススメしません。まだすのこベッドにして、マットレスの位置を常時変えたり、可能な限り頻繁に立てかけるようにする方がベターです。
重いけどねマットレス…ダブル以上のサイズになるとよけいに…(笑)
スポンサードリンク定期メンテナンスのコストを下げる努力をしよう
ハウスダスト対策の時点でメンテナンスが必須なんですが、そのメンテナンスのコストを下げるために、少しでも防カビ対策がしてある商品を使う事をオススメしたい。
それでも個人的には定期的にメンテナンスは絶対にした方が良いと思う派です。防ダニ効果があるものならメンテナンスの回数を減らしても良いかな?ってぐらいですね。
掃除機は定期的にかけたいですし、湿気の事を考えたら定期的にマットレスの位置を変えたり、立てかけたりするのも絶対にしたい所です。
ってわけで改めての結論ですが、ハウスダストアレルギーを持っている人の寝具はすのこベッドがオススメです。そして防ダニ加工がされているシートを使う事、そしてその上で徹底的にメンテナンスをする事をオススメします。
ハウスダストアレルギーを持っている時点で、掃除を徹底しなくてはいけない人生なので…後はその一回一回のコストをどれだけ下げられるか、そこにお金をかけるしかないってのが正直な所ですね。
僕も面倒だと思ってましたけど、実際にやってみると劇的に改善されるので、やってみる事をオススメしますよ。